看護師にとって職場の人間関係は重要です。常に同じメンバーで仕事をしており、しかも毎日の業務量が非常に多いことから、ちょっとしたことでチームの雰囲気が悪くなってしまうこともあります。また、価値観の異なる人とも同じチームになることもあるでしょう。そのような時に、人間関係のトラブルに巻き込まれないことが重要です。価値観の異なる人とも上手く関係を築ける、世渡り上手な看護師を目指しましょう。世渡り上手な看護師になるコツとは、どのようなものでしょうか。
まずは、礼儀を忘れないことが大切です。人として当たり前のことですが、余裕がないときはついつい忘れてしまいがちですから、注意しましょう。年下であったり、キャリアが浅い同僚に対しても、尊敬の気持ちを持って話を聞くことが大切です。お礼を忘れずに言うことも大切です。また、してもらえて助かったこと、患者さんや他の看護師からの良い評判など、ちょっとしたことでも伝えると良いでしょう。そうすることで人間関係が良好になり、例え価値観が異なっていたとしても信頼関係が生まれます。看護師同士の雰囲気が良いと、患者さんにとっても居心地のいい空間が生まれます。巡り巡って、患者さんの健康に繋がっていきます。
逆に、トラブルには首を突っ込みすぎないことが大切です。自分とは無関係のいざこざや、議論しても意味のない言い合いに巻き込まれてしまうと、精神的に疲弊してしまい、パフォーマンスの質が低下してしまいます。もちろん患者さんに関するトラブルであれば、きちんと情報共有をすることが大切ですが、結局どちらでも変わらないような細かい議論であれば適当に聞き流すと良いでしょう。まずは自分の心を気遣い、他の人の問題に干渉することはほどほどにしましょう。